「宗輝、待ってぇぇぇ」

あたしは、叫んだ。



すると、
宗輝は立ち止まった。



「あたしが、
話する。
二人には、傷ついて欲しくない。
あたしと、美幸が
ちゃんと、話してくる。
だから、待って」


そういうと、二人とも、

聞いてたのか…
って言った。



「あたしが話してくるから…
だから、お願い、。
あたしのせいで、
傷つかないで?」



『それは…できねぇよ
麻莉菜が好きだから…
俺等は・・・。
だから、好きな奴、
傷つけるなんて、
無理なんだよ』

力哉が言った。


「あたしも、
二人ともダイスキ。
だから、
キズツイテホシクナイ」

そういって、美幸の元へと走った。