『麻莉菜を傷つけんじゃねぇ』

俺の右ストレートの拳が
美幸の
頬目掛けて飛んだ。
そして、
美幸は
5m先ぐらいまで、
飛んで行った。



「っっつ
 なにすんのよ?!
麻莉菜!?アイツの何が言い訳?!
傷つけた覚えないよ!?
あたしは、
笑えないようにさせてあげただけ!!!」



は!?

なんだよ!?
その態度



『お前、男に頼んだだろ?!』


「あぁ、頼んだよ?!
それがなにか!?」



まじ、ありえねぇ。

ムカつく