麻莉菜の家に着くと、


泣きじゃくる
麻莉菜を一生懸命
宥めてる力哉…

でも、力哉の顔は
いつもの優しい顔じゃなかった…





凄く怒ってる顔だった。




「力哉っ」

俺が、大きな声で呼ぶと、

力哉がパッと上を向き、

こっちに来いって手招きをした





「どういうことだよ!?
説明しろよ」


俺は、ちょっと、キツク言った。



力哉は、話し始めた…





『美幸が、
 宗輝の言った、
 《美幸とお前は全然違う》
って言葉に切れて、
 男に頼んで、
 麻莉菜にレイプさせた。
 麻莉菜は、5人にマワサレタ
 全部、美幸が仕組んだ』

そういった。


俺の言葉に美幸が切れて、
そのせいで、
麻莉菜がレイプに遭った・・・

俺のせいで・・・




『俺は、
美幸を許さない
 俺、今から行く。
 だから、
 その間宗輝、
 お前が麻莉菜を見てろ。
 頼んだ』


そういって、去って行った。