あたし、

そのまま、
マワサレタ
力哉……………ゴメン
あたし汚れちゃった…

殺されるって思って
静かにしてた


でも、内心、
怖くて怖くて………
静かに涙があたしの
頬を伝ったんだ……


あたし、
力哉以外の人にっっ
本当にごめんなさい。
あたし、貴方の隣に
いられない。


「…っ」

なんであたしが…………?




男達が最後に教えてくれた。
《俺等、美幸に頼まれた
 麻莉菜が二度と笑えない様に
 しろって。悪かった。
 ゴメンな…》
そういったんだ。
男が謝った





なんで?
なんで?
なんでなんで、
あたしは、

貴女に何をした?
なにもしてないよ。