『宗輝が理由をちゃんと 知ったんだったら、 より戻したがるんじゃねぇの?』 そういうと、 「そこからは・・・ あたしが話す。 そこからを、 翔汰に相談したくて・・・。 力哉? ありがとね。 ココからは あたしが話すから。 先教室戻ってて?」 そう麻莉菜が言うと、 また、 〈頑張れよ〉 そう一言、麻莉菜につぶやいて、 頭をクシャクシャと撫でて、 去って行った。 その光景をみて、 思ったことは、 一つ。 こいつ等、デキてる