-恋- ≪完≫ 続編スタート

宗輝side



美幸のやったこと!?

そればかりが気になり、
後の
みんなの会話は

なにも、
聞こえてこなかった。

俺は、
麻莉菜の手を引いて、
教室を出た。



「なにがあった!?
美幸と。
正直に話してくれね!?」


そういうと、
麻莉菜は泣き出した。


「ヒック、うっ・・・。
ゴメンネ・・・。
宗輝・・・」


なんで?!
なにが!?

「なにが!?」

「ごめん・・・。
あたし、
美幸に、
「あたし、宗輝が好き」
って言われて、
美幸が大好きだったから、
宗輝と別れる事決めた。
ごめん。
好きな子できたなんて
嘘。
傷つけてごめんなさい」


びっくりして
あいた口が塞がらない・・・。