「今
言うものじゃないけどっ、

俺、
ずーーーっと
麻莉菜が好きだったから。
好きな奴が泣いてるのに、
そのまま、
放っておける奴なんて
いねぇよ。
俺は、麻莉菜が心配だったから…。」


え!?!??!?


力哉があたしを好き?

嘘・・・

ありえない。


だとしたら、
あたし、凄く、最悪じゃん?!

だって、
力哉に、凄く、
宗輝とのコト、
相談したよ?
ノロケ聞かせたよ?

辛かったよね?

ごめん。


「本当にごめんね。
あたし、力哉の気持ちとか、
考えてなくて・・・
無神経な事ばっかり
口走って・・・
傷つけたよね・・・
本当にごめんなさい・・・」


心から、申し訳なかったって思った。


でも、優しすぎる、力哉は、