――――――――――朝


「宗輝っ
これ読んで」

「おう、わかった」




あたしは、最低な嘘をついた
手紙を、宗輝に渡した。

見た宗輝はどう思ったのかな?

きっと、辛かったよね。

あたしよりも辛かったよね。


その後、返事が返ってきた。

凄く怒った顔だった。



[俺は、納得しない
理由は?]

[ほかに。。好きな子できた。
ごめんなさい・・・]

また、嘘をついた。。。 


[お前、最低だな]

そうして、あたし達は
終わりを告げた。