それが、今、やっとわかった。
違和感の原因はこれだったんだ。
浮気を疑いつつも、本当のことを知るのが怖くて、責め立てることも出来ないまま、私はあの日から、モヤモヤする気持ちと戦っていた。
何か言ってくれるかもしれない。
そう思いながら、ずっと修ちゃんの出方を待っていた。
だけど、修ちゃんがその話題に触れることは、あの日以来、一度もなかった。
修ちゃんは嘘をつき通せるほど、ひどい男ではないはずだ。
だから、怯えながらも待っていたのに。
浮気をしたばかりか、それを隠したままでいようとしたなんて.......
浮気をしたことは、もちろん許せない。
だけど、それを隠していたことはもっと許せない。
あの日、おかしいと思ったのに聞かなかった私も悪いけど、もしかして、気付かなければ、このまま白を切り通すつもりでいたの.......?
そんな人とは暮らせない。
何を信じていいかわからない。
ほしいスペックをすべて兼ね備えた理想の旦那様を手に入れたと思ってたのに、その旦那様は、私が一番してほしくないと思うことを、二つも重ねた。
それこそ、それ以外の長所が全部吹き飛んじゃうくらいの、大きな大きな裏切りだ。
それでも信じて、これからも修ちゃんのそばにいられるほど、私は強くないし、崩れてしまったバランスを立て直せるほど、器用な性格でもない。
まして、事実を知ってしまった今、無理にそうしようとするのは不可能だ。
こんな酷い裏切り方をする人を、もう一度、信じてあげようだなんて.......
違和感の原因はこれだったんだ。
浮気を疑いつつも、本当のことを知るのが怖くて、責め立てることも出来ないまま、私はあの日から、モヤモヤする気持ちと戦っていた。
何か言ってくれるかもしれない。
そう思いながら、ずっと修ちゃんの出方を待っていた。
だけど、修ちゃんがその話題に触れることは、あの日以来、一度もなかった。
修ちゃんは嘘をつき通せるほど、ひどい男ではないはずだ。
だから、怯えながらも待っていたのに。
浮気をしたばかりか、それを隠したままでいようとしたなんて.......
浮気をしたことは、もちろん許せない。
だけど、それを隠していたことはもっと許せない。
あの日、おかしいと思ったのに聞かなかった私も悪いけど、もしかして、気付かなければ、このまま白を切り通すつもりでいたの.......?
そんな人とは暮らせない。
何を信じていいかわからない。
ほしいスペックをすべて兼ね備えた理想の旦那様を手に入れたと思ってたのに、その旦那様は、私が一番してほしくないと思うことを、二つも重ねた。
それこそ、それ以外の長所が全部吹き飛んじゃうくらいの、大きな大きな裏切りだ。
それでも信じて、これからも修ちゃんのそばにいられるほど、私は強くないし、崩れてしまったバランスを立て直せるほど、器用な性格でもない。
まして、事実を知ってしまった今、無理にそうしようとするのは不可能だ。
こんな酷い裏切り方をする人を、もう一度、信じてあげようだなんて.......

