彼は強い人だし、頑張る姿はとても尊敬できるけど、家にいる時は、相変わらず可愛い。

恐らく自覚はないんだろうけど、毎日、いろんな方法でキュンとさせてくれるし、カラダの関係ができてからは、今までとはまた違った甘え方でもドキドキさせてくれる。



可愛く迫ったかと思えば、いきなり激しく求めて来る。

子犬みたいにじゃれてたはずが、急にフェロモン全開になって、私を上手に導いている。

それが単に年下の彼氏だからなのか、彼だからなのかはわからないけど、この落差にはいつもクラクラしてしまう。



でも、可愛い彼も、セクシーな彼も、全部好き。

自分が七つも年下の男の子に抱かれているなんて、未だに信じられない気もするけど、今の私にとってはこれが正解。

勇気を出して、やっと手に入れた幸せなんだと思う。



彼がR'sに行かなくなった分、二人で夜を過ごせる時間も増えた。

外でデートもできるようになったし、部屋でのんびりできるようになった。



少し都心から離れてでも、一人にしては広めの部屋で暮らしていたことが、いい具合にプラスになっているんだから面白い。

お風呂とトイレが別になっている部屋に住みたくて、予算と相談しながら探していたら、そうなっただけなんだけど、こんなに幸せな毎日が続くと、今となっては、それすら必然だったんじゃないかと思えてしまう。