つーくんが出て行った後、

「葵、夜ご飯まで居てくれるの?暗くなるから帰った方が…」

と言葉を続ける私に

「俺は女の子じゃないから、暗くなっても大丈夫。それに、みぃの事心配だし、側に居させて」

頭を撫でながら答えてくれた。

「葵、ごめんね…ありがとう…」







葵の存在は本当に大きくて、私の中で、ただの幼馴染だけでは済まなくなってきている気がした。


でも…ダメ。…気付いちゃダメだよ…


私の心……


この想いに、どうか…気付かないで……