桜の当然の告白に驚く。

「へ?司さんって、さっきまで話してた司さん?」

コクンと頷く桜。

マジか…全然気づかなかった…


「最初はみぃの主治医の先生っていう存在だったんだけど、喋っていくうちに何だか惹かれちゃって…」

桜が乙女の顔をしてる。

「そうなんだ。司さんは優しいもんな」

「…うん」




こんな話をしながら家路までの道を歩いた。



みぃへの想いと、将来への想いを確認した1日だった。