後悔ばかりが押し寄せる…

「あ、おい…ハァ…大丈夫…だから、ね」

みぃの言葉にハッとする。

みぃに気を使わせてどうするんだ。

みぃの方が辛いはずなのに…



ガラッ

「みぃっ‼︎…葵、熱何度だった?」

司さんは病室に入るなり、俺に尋ねた。

「39.2℃です」

「ありがとな…みぃ、熱上がってきたな。夜は上がると思ってたけど、意外と早かったな…」

そう言いながらも、みぃを診察する司さん…