そっとベッドに座らせてくれたつーくん。

「さっきの検査結果見に行って来るから。ゆっくりしてて」

「わかった。ありがとね」

つーくんは病室から出て行った。


「はぁ…」

ガランとした病室に溜息が出る。

「またここに戻って来ちゃったな…
せっかく学校楽しく行けてたのに…
早く良くなりたいな〜」

私の呟きは、病室の真っ白い壁に消えて行った…