「お待たせしました。大丈夫みたいです」

「じゃぁ、それでお願いします。
それとまだ席って変われないですかね……」

「すみません、只今ランチの時間と重なってまして、満席状態が続いてるんです。空き次第ご案内します」

「わかりました。お願いします」

桜はほんとしっかりしてるな……



「みぃ、平気?」

「うん、近くだけどそんなに煙来ないよ。壁のおかげかな……」

「なら良かった……。葵ももうすぐ来るはずだから」

「ふふ、桜も心配症ね」

私の周りにいる人はみんな心配症だな……






「みぃ、桜」

たわいもない話をしながらお料理を待っていたら、葵がやってきた。