「それもそうだけどさ……
まぁ、お互い色々頑張ろ」


「ありがとな。大和にもきっといい出会いあるよ」

「期待してる。
それより、彼女ちゃん体調どうなんだ?」


「熱が高いから、ぐったりしてる」

「良かったら俺診ようか?」

大和は内科医だから、インフルの症状は俺よりは色々詳しい。

今は眠ってるし大丈夫かな?

何より早く桜を楽にしてあげたいしな。

「頼んでいい?」

「もちろん。ついでに彼女ちゃん見れるしね」

「本当はそっちが目的だろ?」


「あ、バレた?
でも、話し聞く限り早く診た方が良さそうだな」


そう言いながら、来た道を戻った。