俺たちの妹

コーチからの話しもそこそこに、俺たちは解散した。


チームメイトにはこの後、誘われたけど、みぃの事が心配だったので、断って帰った。









ドキドキしながらの帰路は、物凄く長く感じた。




みぃの家に着いた……



ピンポ〜ン


「はぁい」

ひな兄が出てくれた。

「葵です」

「入っていいよ。鍵開いてるから」




ガチャ……


入り慣れた場所なはずなのに、やけに緊張した。



「お邪魔します……」

リビングに行くと誰も居なかった。


俺は迷わずみぃの部屋へ行った。


「あ、葵来てくれたんだ。ありがとね」

目の前には、ベッドに凭れながらも起きあがっているみぃがいた。

「みぃ……体調は?」

「もう平気だよ。ごめんね、心配かけて」

顔色が少し悪い気がする……

「…………ほんとに?」

俺の問いかけにみぃは苦笑した。

「………もぅ、葵も鋭いなぁ……」


「じゃぁ……」

「少しだけ目眩と貧血があるの」

次は正直に教えてくれた。