食べ終わり、片付けを済ませ、3人で机を囲む。

「じゃぁ、話の続きしようか?」

みぃは俯いたまま頷いた。

「みぃの思ったこと言ってごらん?」

「…………………………
私の存在は葵にとって負担でしかないんじゃないかなって。
そりゃ、この夏休みの間に沢山迷惑掛けてるから、既に負担な存在なんだけど………
でも、少しずつ良くなったし、明日から動いていいし……
教えてもらいたかったなって思って………
そんな事言うことも迷惑かも知れないね」

自嘲するみぃ。

「それは美晴の考え過ぎなんじゃないの?」

「だって試合の事、教えてくれなかったもん」

「試合?」

「明日、試合なんだって。桜から聞いたの。私には教えてくれなかったの……」

「それは、美晴の体の事考えて」

「うん、かな兄もそう言ってた。
でも、私はそんな事されても嬉しくないよ」

「そう言ってるよ」

俺は、扉の方に向かって声をかけた。

「え?」

みぃは驚いて声をあげた。

ガチャ















そこにはさっき帰ったはずの葵がいた。