「みぃ、ちょっと落ち着こうか……」

「あ、ごめんなさい」

みぃは少しな照れながら謝った。

「喜んでくれるのは嬉しいんだけど、今から検査だからね…」

「あ、そうだったね。嬉しすぎて忘れちゃってた」

「みぃが嬉しいと俺も嬉しいよ。
じゃぁ、さっさと終わらせようか」

「はぁい」

みぃの返事を聞いて、検査と診察を、開始した。



診察を進める。

音は悪くないな……

貧血もマシになってるみたいだし

「みぃ?目眩はする?」

「ううん、しないよ」

目眩も無し……

「わかった。じゃぁ次は心電図ね。
ボタン外してくれる?」

俺がそういうと、素直に外してくれるみぃ。

機械を付け終わり、酸素を外して、タオルをかける。

「30分くらい掛かるから、寝ててもいいよ」

「うん……」

みぃは初めての心電図に少し不安そうな顔で返事をした。

「心配しなくても大丈夫だよ。
みぃの今の状態を調べるだけだからね」

コクン