ベッドから起き上がろうとするが、体を支えきれなくて、ポスンッとベッドに舞い戻ってしまった。

「まだ無理みたいだね。
少しだけだから頑張ってね」

そう言いながら、みぃを抱き上げ、車椅子に座らせる。

「ごめ、んね…」

申し訳なさそうに言葉を発するみぃ。

「熱、高いんだし、仕方ないよ」

「ケホケホッ…ケホケホッ…」

「咳も酷くなってきてるし、早く原因分かればいいんだけど。
そのために検査頑張ってね」

「うん…」