でもすぐに

「当たり前だろっっ‼︎ みぃは必要なの。変な事考えないで」

葵に怒られた…


「みぃ。葵の言う通りだよ。
夏休みっていう長い休みのうちに、しっかり体力戻して欲しいんだ。
それでなくてもみぃは暑さに弱いからさ…。それに………体重、減ってると思う」

つーくんは病状や、治療について隠し事はしないでくれるから、ほんとに減ってるんだろうな……

「そっか……。ごめんね、2人とも…」

私の言動で、嫌な思いをさせてしまった。


「みぃ?俺はみぃと一緒に居れればそれでいいって事、忘れないで。
その為なら何だってするよ」

葵はギュッと手を握ってくれた。


「葵、嫌な思いさせちゃってごめんね。それから、ありがとう」


葵が彼氏でほんとに良かった。