…………数時間後


みぃが目覚めたと連絡があった。

病室へ行き、みぃの診察をする。


「みぃ。どんな感じ?」

「少し怠いかな…でも平気だよ」

「熱は……37度2分か」

少し微熱だな〜。

本人は気付いてないみたいだけど…



「今日はしっかり睡眠取るんだよ。
葵が側に居てくれるからね」


「え?葵が?」

「うん、俺、今日ここに泊まるから」

「…………いいの?」

「俺がそうしたいの」

「…………っ。ありがとっ」

みぃの目が潤んできた。


「ふふ。どういたしまして」

葵はみぃの頭を撫でながらい言った。


『この2人の新たな関係は、いい方向へ進みそうだな』


そう感じずにはいられない瞬間だった。