「みぃ。今回は葵の好意に甘えてみたら?」
つーくんまで…

「私の事だもん。
他の人に迷惑掛けれないよ」

「一回やってみようよ。
それで、どうしてもみぃが嫌だったら、しつこく言わないからさ」

「嫌になんてならないよ。
甘えること知ってしまったら、沢山頼っちゃうよ」

「それが俺の目的だから、嬉しい限りだよ」

葵は、一枚も二枚も上手だな……






「じゃぁ、葵。今回はお願いします」

「今回とは言わずに、これからもでしょ」

「今回はでいいよ」


「ハハハ。2人のやりとりは見てて飽きないな。葵の粘り勝ちだな」

葵は苦笑いしてる。





「じゃぁ早速。
今、食べれそうな物ある?」

葵の問いかけに首を振る。

「飲み物は?」

「お水だったら………飲めるかも?」

少し話したせいか、さっきより飲める気がした。