「オェッ…ヒック…オェッ…」 病院までの道中、美晴は、やはり車の揺れで気持ち悪さが増したのか、袋に数回嘔吐した。 「美晴、もう少しだからな、頑張れ‼︎」 「………」 何も言わない美晴だが、目をつぶって、吐き気を耐えてる様だ。 数分後、病院へ着いた。