車に着き、電話を掛ける。
pipipipi…
〔日向、どうした?〕
〔司さん。兄貴から聞いてます?〕
〔彼方?いや、今日はまだ会ってないしな。みぃか?〕
〔はい。朝、少し顔色が悪かったんですけど、熱もなかったし、送迎する条件で、登校したんです。でも、咳き込みが酷くて、保健室行き。
その後、熱も出始めたみたいで…
俺が着いた時には戻してました。症状からみて、肺炎っぽいなと思ってるんですけど〕
〔検査してみないと分かんないけど、可能性大だな。とりあえず、みぃ運んでくれる?俺はこっちで受け入れ準備してるから〕
〔お願いします〕
「みぃ、今から病院行くな。気持ち悪くなったら、ここに吐いていいから」
そう言って、彩さんからもらったビニール袋を渡す。
コクン…
涙目で頷く美晴。
その姿を見て、車を走らせた。
pipipipi…
〔日向、どうした?〕
〔司さん。兄貴から聞いてます?〕
〔彼方?いや、今日はまだ会ってないしな。みぃか?〕
〔はい。朝、少し顔色が悪かったんですけど、熱もなかったし、送迎する条件で、登校したんです。でも、咳き込みが酷くて、保健室行き。
その後、熱も出始めたみたいで…
俺が着いた時には戻してました。症状からみて、肺炎っぽいなと思ってるんですけど〕
〔検査してみないと分かんないけど、可能性大だな。とりあえず、みぃ運んでくれる?俺はこっちで受け入れ準備してるから〕
〔お願いします〕
「みぃ、今から病院行くな。気持ち悪くなったら、ここに吐いていいから」
そう言って、彩さんからもらったビニール袋を渡す。
コクン…
涙目で頷く美晴。
その姿を見て、車を走らせた。