「日向、みぃが運ばれてきたって…」

司さんが走ってきた。

「熱中症でした。
結構ヤバかったです。
今は落ち着いたので大丈夫ですけど…」

「……よかった。
でも、見学なのに、どうして熱中症に?」

「俺も不思議です。
見学してた場所が悪かったんですかね」

「みぃにしては珍しいよな。
体調崩すことが嫌いなみぃは、自分で防げる事は必ずやるのに…」


「ですよね…」

「とりあえず、様子見ようか。
今は?眠ってる?」

「はい。運ばれて来た時も意識はなかったので…」

「意識ないって、結構重症だったんだな。
すぐに退院出来たらいいけど…」


司さんは、みぃの食欲を気にしてる。

ようやく、いつもの量に戻ってきそうだったのに…