みぃの病室を出た様に見せかけて、出ていなかった俺は、2人の話をこっそり聞いていた。

話の内容からして、俺の事を思ってっていうのはよく分かったけど、俺の気持ちは含まれてなかった。

みぃは恋愛に関しては、関心があまりないから当然なのかも知れない。


桜に話を振られた時は驚いたけど、
俺は、思わずみぃに思いを告げていた。

これからもみぃに避けられると思うと、耐えられなかったんだ。



『嬉しい』と言ってくれて、俺もうれしかった。

でも、病弱というみぃの体質が、みぃの中で恋愛に関して臆病になってるみたいだった。

みぃの本当の気持ちを聞きたくて、病弱なのは今は考えないでいて欲しかった。




一緒にいたいという言葉をみぃから貰えて、嬉しかった。


それなのに、みぃは更に嬉しい言葉をくれた。