「えっ?それは….…….…
私とみぃちゃんだけのヒミツ」


「え〜。….…そうですよね…」

落ち込む野上さんに思わず声を掛ける。

「野上さんは、これから先、みぃちゃんと関わって行きたい?
それとも、関わりたくない?」

「私は….…….…関わって行きたいです」

「それじゃぁ、野上さんの思ったまま行動すればいいと思うわ。
みぃちゃんは、人の気持ちに敏感な子だから….…
野上さんの気持ちや、他のナースの気持ちを汲み取ってしまうの。
いい意味でも悪い意味でもね」


「….…….…わかりました。
今直ぐに関わるのは、美晴ちゃんにとってあまり良くないだろうから、少し時間を置いてからにします。
アドバイス、ありがとうございました」




そう言って別れてから、みぃちゃんが再び入院して来るまで2ヶ月弱…

時間は十分置けたと思う……