「そうかな?じゃぁ、俺はその時を楽しみにしてるよ」

そう言って立ち上がる彼方。

少しは気持ちが復活したみたいだ。

よかった……


「みぃ。無理しないでね。早く良くなります様に」

みぃのおでこに手を当てる彼方。



「じゃ、俺は仕事に戻るよ。弱音吐いちまってごめんな……また、みぃに何かあったら連絡して」

「わかった。お互い頑張ろうな」

「おぅ」


そう言って彼方は病室を出て行った。







高熱が続いたみぃの熱はなかなか下がらず、発作も頻発した為、ICUに入ることになった。