「ひな兄…ありがと。わ、たし、これからも頑張る」

にっこり微笑んだみぃ。





スースースー

久しぶりの発作で疲れたんだろう…

美晴は眠ってしまった。


「日向、今日から仕事するよな?
みぃ、どうしよっか…
彼方も仕事だろうし、病院の方が安心なんだけど…」

「俺が帰る頃まで居させてもいいですか?」

「それは構わないよ。
いつもの病室の準備出来てるか確認するね」

「お願いします。
俺は、兄貴に伝えておきます。
みぃ、早く良くなって…」

髪を撫でて診察室を後にする。