「あぁ。そうしてもらえると助かる。じゃぁ、昼休みになったら迎えにくるから。……だから、ゆっくり休んどけよ、日向」

少し前から視線感じてたんだ。

「………うん、ごめんな兄貴……」

「気にすんな」

ガラッ


とりあえず、点滴してもらえるみたいだから、重症にはならないだろう…



ほんと世話の焼ける弟だな。

ま、そんなとこが可愛いんだけど。



俺はそんな事を思いながら、午前中の残りの仕事に励んだ。