もう何が何だかわからなくなり、私の部屋に引きこもっていた。

私:「どうしよぉ」(泣)

男の人と一緒になんてムリだよ~

しかもあんな俺様って、、、

はぁ~

トントンとドアがノックとともにガチャッ!

私:「ちょっと!返事してないじゃん!」(怒)

神崎:「あー、それより何時までそうやってんだ?」

あーって悪いもなんとも思ってないなコイツ、、、

私:「いいでしょ!別に!」

神崎:「飯食いに行くぞ!」

私:「一人で行けば~」

神崎:「はいはい、行くぞ!」

って引きずられるように連れて来られたのは、、、

何畳あるかわからないくらいに無駄に広い座敷、、、

長い机がいくつも並んでいて、その上には豪華な料理が大量に、、、

そして沢山の黒服さんたちが座っていた。

私:「す、すごい、、、」

神崎:「さっさと座るぞ!」

私だけに聞こえるように言うと、そのまま上座のど真中に座らされ隣には奴が座った。

私:「何でこんなとこに、、、」

神崎:「貴女は次期組長なのですよ。」

え!?言葉が、、、

私:「じゃあ何であんたが隣なの?」

神崎:「貴女のお世話係兼婚約者ですので。」(ニヤリ)

私:「えーーー!」

イヤイヤイヤイヤ、ありえないって!

ムリムリムリムリ、絶対嫌!こんな裏表男~!

って思わず大声になってしまい大注目を浴びてしまっていることに気付き、、、

私:「ご、ごめんなさい、、何でもないので」(焦)

神崎:「さぁ皆が待ってますので頂きましょう。」

私:「はい、、、頂きます、、、」

私が食べたしたのを見て、黒服さんたちも一斉に箸を持ち、、、凄い勢いで食べたした。

それに圧倒されつつ、隣の奴にこそっと

私:「あとで話があるから」

と言って箸を動かした。