君を瞳に焼きつけて

「ここって…」

そう言って振り向くと、蕾君は何かを懐かしむような穏やかな表情をしていて。

「ここさ、ちっちゃい頃母さんによく連れてこられたとこなんだ。」


近くにあるデパートで早めのお昼ご飯を食べながらのんびりした後来たのは、
前に連れてきてもらった高台だった。


前に来た時は夕焼けがすごく綺麗だったけど、明るい昼間の今見ても、すごく綺麗なところだなと思った。