「友達…ね。」

中村先生は、よく感情が読み取れない声で呟いた。

「陽月ちゃん、よく聞いて欲しい。」

真面目な顔で私に向き直る。

「君の病気について、もう一度話すね。
君は…





1日以上、記憶を保つことが出来ない。」