✿Cherry Blossoms✿


「未來ちゃん。
ごめんごめん。
いいよ。
遊ぼうか。
そのかわり、少しな?」



涙を自分の手で拭いながら。



「本当に?
いいの?」



床に座りこんでしまっていた未來ちゃんは、上目づかいで聞いてきた。



「うん。
大丈夫。
何したいの?」