私が住んでいる小さな町には 私たち…… 声が出ない、耳が聞こえない という 普通の人から見たら ‘‘障害者” とくくられてしまう人たちが 通える学校はない 少し遠くに出ればあるのかもしれないが 幼い頃から住んでいるこの街が好きだから両親を説得して同じ街にある少し離れた高校に入学した。 家から少し離れた通学路を歩いていると 不安感に襲われる ……音の無い世界を 歩いているんだから