わたしだけ、きみだけ


「ひ、ひかるちゃ」

「なんか、嬉しくて…さ。今までほんと誰にも言えなかったから、そう言ってくれる友達がいて。
そらだから嘘じゃないってのも伝わるし」


そんな言葉をもらえるなんて……わたしの方が嬉しいよ、ひかるちゃん。


友達って思っていいのかな?って少し不安だったのがバカみたいに、"友達"ってはっきり言ってくれるから。


嬉しいやら恥ずかしいやら……


「あたし、次のテスト、ほんっとに頑張る」


その"頑張る"は、点数のことなのか島田先生のことなのか、
どちらなのかはわからないけどひかるちゃんの目は力強かった。


きっと、両方だろうな