わたしだけ、きみだけ


なんていうか、なんていうの?

わたしにはまたまだ恋なんて未知の世界だし、ほんっとーになんとも言えないんだけど。


普通に、お似合いだと思った。

見た目も、話してる感じも、何をとっても、お似合い。

すごく仲良しだし、ひかるちゃんも念願の島田先生に会えて今日一番の笑顔をしている。


その笑顔が、なんだか島田先生に似ているように見えた。


「先生、なんでここにいるの?」

「体育館行こうとしたら、水島の声が聞こえたからさ」

「「えっ」」


思わずわたしも声を上げてしまったけど、何もなかったかのように振る舞っておいた。


「そしたらお前、なんかテストだーっめ喜んでるからさ、変なやつ」

「嬉しくないよ!英語わかんないし。先生教えてよー」

「ごめん、俺もわかんないからな〜」

「英語の先生じゃん!」

「ハハハッ。今度時間ある時な」