わたしだけ、きみだけ


もう5月ももうすぐ終盤。

ポカポカというより少し暑いという表現のが似合う天気。

現にわたしもひかるちゃんも、ワイシャツだけで外にいる。


「あーなんかないかなー」


なんか、ってたぶん島田先生に話しかける口実…とかかな?

そっか…好きな人はそういうのも必要なんだな。


頭の中でこっそりとメモを取る。


「あれ、そら、今日何日だっけ」

「えっとね。確か20日だよ」

「うっそ!もうすぐテストじゃん!」


突然立ち上がるひかるちゃんと、それにかなり驚くわたし。


ガバッ!とビクッ!


なんだそれ。


「口実あるじゃーん!!」