わたしだけ、きみだけ


周りから見ても、わたしとひかるちゃんは対照的なんだろうなあ。

何が差を作るのかな。


同じ人間なのに……って、わたし女子なのかも危ういんだった。

忘れてた忘れてた。


「え、じゃあ、ひかるちゃんは?」


彼氏ほしー!ってさっきだけで何回か言っていたけど、
きっとひかるちゃんならすぐできるのでは…。

無知ながらもそう思う。


「あたし…って、好きな人いるかって?」


コーヒーを飲みながら、うんうんとうなづいた。

先生のコーヒーよりも甘い。


「んーっとねえ。あたしねー…」


珍しくひかるちゃんが言葉に詰まる。

下を向いて、なんだかもじもじしてるみたいだ。


この様子は、もしかして……