クラス編成を目の前にすると、急に妙な汗が出てきた。

あー。なんか今更緊張してきたー。

だってさっ、高校の最初のクラス編成なんて、それで人間関係の立ち位置が確定するじゃん。

高校生活が天国か地獄かはこのクラス編成にかかってるんだから!!

あぁぁぁ…。神様…お願いします…。

こんなことをずっと考えながら、そっとクラス編成を見た。



私は___________________



「A組…」




誰にも聞こえないような小さな声でつぶやいたはずなのに、優衣がものすごい勢いで私の方に振り向いた。


「まさか……まさかかんなもA組…?」


えっ…?″も"??
てことは………………………………?


「えっ…ウソ……!」


              『おんなじ!?』


「きゃぁぁぁぁぁ!!」


神様~!めちゃくちゃ感謝しますっっっ!!!!

私たちは抱き合ってその場でぴょんぴょん飛び跳ねた。