・・・・・・
・・・・・・・・・は?
何言ってんだ?俺が、結婚?
両親と先生達も美雪の発言に驚いたらしく口を開けてポカンとしている。
「本来は慰謝料を払ってもらうところですが、美雪が彼を愛してるからってね・・・だから、結婚という形で責任を取ってもらおうということですよ。」
「美雪から聞いたのですが、山崎君は成績も優秀、部活もエースとして活躍しているとか・・・鈴川財閥の婿として申し分ありませんわ。」
美雪の両親は、そういって笑っている。
「し、しかし・・・山崎君と鈴川さんはまだ高校生でして、学生で結婚というのは・・・」
「籍は卒業してから入れますよ。そして高校卒業したら私の会社に入社して研修を受けてもらう予定です。」
そう言って美雪の父さんは鞄から書類を出して、俺達の前に差し出す。内容は、このことを口止めする代わりに俺と美雪の結婚を認めろというものだった。
