諒哉Side


話し合いをしたあの日。

帰りあいつの母親にあった。

母親は笑ってしたけど

目が笑っていなかった。

母親が

『新しい彼女なんてつくっちゃって
あなた、あの子のこと忘れたわけじゃないでしょうね?もし忘れたなんて言ったら…
覚えておきなさいね。』

と言われた。


あの日から一つの不安が

ずっと心の中で渦をまいている。