ん...

もう朝になったのかな。
そう思いふと目を開けると知らない
仮面を被ったスーツ姿の男がいたのだ。


「きゃあ!」

すると男はとっさに

「そんなに怖がらないでください。」
と言ったのだ。


この状況で怖がらないでいることなんてできるわけないだろう。
目の前に知らない男がいるのだから。

「な、なに?変なことしたらただじゃおかないから!」

そう言うとふっと笑い、
「そんなことしませんよ。
ただ...あなたと少しお話しがしたくて...。」