「そうですか。では 由衣さん。さっきの話の続きを言いますね。よく聞いていてください。」 私はこくっと頷いた。 「私は、人間とは異なった力を 持っているんです。今ではとても非科学的なね。で、私の得意な分野は... 操作です。 全国民を寝てる間に夢の世界に 呼び出して、投票することなんざ簡単なんです。もちろん... 人を殺すこともね。」