今日はオレの彼女・亜遊が、一人前悪魔認定証を受け取る日。


魔界から帰って来た亜遊は顔をキラキラさせながら待ち合わせ場所の公園までやって来て、オレに認定証を見せた。


悪魔の認定証は一人前天使の認定証と殆ど差は無く、書いてある文面や文字の色、紙の色が違う位。


悪魔なのに困っている人を放っておけない優しい性格の亜遊は随分苦労して修業をクリアしたので、認定証をオレに見せている間ずっとニコニコしていた。


そこまではまぁ、良かったんだが………何なんだ?この男。


「ワァーー、久し振りだねぇ!!元気にしてたーーー?」