バッと廊下の曲がり角を曲がると、そこには茶髪美少女と金髪美少年の姿が。


「トヨフハ、テメェ何覗き見してやがる!!」


「えっ!?なんで私だけっ!?」


「悪いな三船……ワクワク顔の亜遊、止められなかった」


直ぐ様怒りの声を上げると、トヨフハは慌てふためきセヒパは至って冷静と真っ反対なリアクションを取られた。


「亜、亜遊ちゃん、関波君、いつからいたの!?」


後ろからパタパタとこちらに来た葵に向かって、エヘヘ♪と誤魔化し笑いをするトヨフハ。


「ちょっと前からだよ。ねぇ葵ちゃん―――…」


「!///////」