俺の大嫌いなあの子





……………………










なんで・・・

こんなにも愛してる







なのになんで追いかけることができない
















もどかしさに壁を一発殴る

鈍い音が教室に広がった









すると当然、








「なんで……


なんであの子なの!!!」












悲鳴にも似た凛の叫び声