俺の大嫌いなあの子





そんな俺の頭を小突いて、



「ばかかお前!危うく死ぬとこだったぞ!」



そういって抱きついてくる雅紀



どうやら真剣に心配してくれてたみたいだから
柄になく素直にお礼を言うと泣きながら喜んでくれた






そして雅紀たちは教室へ戻っていく



だから俺は凛のもとへ向う







みんなが凛を守ってくれたことを伝えるために