ミーンミーンミーンミーン

「あっちぃな〜」

俺はワイシャツの裾をパタパタ扇いだ
汗が止まることなく流れ続ける


9月1日
今日は始業式だ



周りには誰一人学生がいない

そりゃそうだ
早く学校に行きたかったのだ

特別な理由はない
理由すらない

ただの気分だ